香川県の当店がおすすめする香川県産のプレミアム黒毛和牛「オリーブ牛」。
香川県内で飼育した讃岐牛のうち、出荷前にオリーブ飼料を与えられたものだけが名乗れるプレミアム黒毛和牛です。

瀬戸内の温暖な気候とオリーブオイル搾油後の果実を飼料化したオリーブで育てられた牛の肉は、とても柔らかく脂身に甘さと旨味を多く含んでいます。
明治ごろから全国屈指の肉質を誇る讃岐牛に、香川だけの味をプラスする。そんな思いから誕生したのが「オリーブ牛」です。100年を超えた歴史を誇る、香川県小豆島のオリーブと、瀬戸内の温暖な気候の中で古く

から育まれてきた国産黒毛和牛讃岐牛。
2つの長い歴史を持つブランドを融合させた、香川県だけのプレミアムな黒毛和牛です。オリーブの搾り果実を一定期間以上与え、尚且つ一定の等級をクリアして育て上げた讃岐牛がオリーブ牛になります。
オリーブ牛の特徴は、オリーブを食べさせることでお肉自体に深いコクが出て、さっぱりしているのにやわらかく、資質も程よくヘルシーになっています。
女性にもお子様にも老若男女に愛される身体に優しい香川だけのプレミアムな味です。

オリーブ牛に含まれる美味しさの秘密にはオリーブに含まれるオレイン酸や旨味成分でもあるグルタミン酸の成分が多く含まれているかがポイントになってきます。
オリーブ牛の飼料になるオリーブの絞り果実にはオレイン酸がたっぷり含まれています。
オリーブ牛にはグルタミン酸、ペプチド総量、などが他の和牛の平均に比べると高い数字が出ました。

数値に出た成分が実際に肉質にどんな良い面があるかというと、抗酸化成分値の(カルノシン・アンセリン)が高くなると肉は平均以上に柔らかく食べやすくなります。また脂質の後味がサッパリになるため、脂っこさを感じさせずヘルシーな食感になります。
さらにグルタミン酸やペプチドが旨味成分となるため、オリーブ牛がジューシーだと言われる所以になります。肉の柔らかさや旨味成分においても他の和牛平均を上回る結果が出ていることはそれを裏付けています。

オリーブ牛誕生までには、たくさんの壁があり、生産者の方々は苦労の連続でした。
構想段階で、大きな課題となったのが、どのようにしてオリーブの搾り果実を与えるかという点です。
はじめは、オリーブオイル搾油後の果実をそのまま与えましたが、牛は食べずに舌でよけてしまいました。その後、試行錯誤を重ね、オリーブの渋みが原因ではないかと考えました。干し柿にヒントを得て、天日で乾燥させたものを試験的につくってみたところ、オリーブの糖分がカラメル風の香りを生み、牛が好んで食べたことから、牛の飼料として利用できることを発見。
このように、餌ひとつにしても、様々な苦労と工夫が重なりあい、高品質のオリーブ牛誕生が実現しました。

オリーブは香りや味、調理特性が他の植物油に比較して高いです。中でも純小豆島産のオリーブオイルは希少で、あっという間に完売してしまう程の人気で、全国から注目を集めています。
一般的に、オリーブオイルに含まれる脂肪酸の中で70%~80%を占めるオレイン酸には血液をサラサラにする効果があり、動脈硬化や心筋梗塞の予防部分と合わせて1日スプーン1杯で身体の中から健康的になれます。

讃岐牛は香川県で飼育され、血統明確な黒毛和種で肉質のランクも厳格に管理されているため、安全と美味しさを約束する信頼のブランドです。讃岐牛の歴史は古く明治15年頃、全国にさきがけて小豆島で黒毛和種の肥育が始まったのが最初と言われています。
「讃岐牛」の場合、普通1頭の母牛からは1年に1頭しか生産されず、おいしい霜降り肉となるように約30ケ月みっちりと温暖な気候風土の香川県で手塩にかけて育てています。